小倉トーストとは
トーストの上に茹で小豆とバター
小倉トーストとは写真のように、トーストの上に茹でた小豆とバターを乗せた料理です。このようにトーストに乗せて食べるのが一般的ですが、パンに挟んだ小倉サンドの形で提供している店もあります。茹で小豆ではなくこし餡を使う店もありますが、多くの場合は粒が残された茹で小豆が使用されます。
名古屋の喫茶店発祥
全国的に知られるようになった小倉トーストは名古屋の喫茶店で誕生しました。その喫茶店では当時の流行りであったバタートーストを提供していたのですが、それを出された一部のお客さんがぜんざいに浸して食べていました。そこで、店主は最初から小豆を乗せて提供しようということで小倉トーストになったわけです。今では多くの名古屋の喫茶店で出される定番メニューです。
モーニング文化
名古屋の喫茶店には「モーニングサービス」という文化があります。
モーニングサービスは単に「モーニング」とも呼ばれ、愛知県一宮市が発祥と言われています。一般的には、朝の特定の時間帯にコーヒーなどのドリンクを頼むと、その1杯分の料金だけでトーストやゆで卵が付いてくるサービスのことを言います。
そのモーニングサービスでよく提供されているのが小倉トーストです。提供の仕方は主に以下の3種類です。
- トーストの上にバターと小倉を乗せて提供
- トーストと小倉とバターは別々で提供
- トーストに小倉とバターをサンドして提供
小倉トーストの評判
最初は避けていましたが、食べてみると美味しいしホットコーヒーに合います。
やっぱりバターとあんこは合いますね。家でも朝食に食べてます。
モーニングサービスお得すぎ!ドリンク料金だけで小倉サンドを頂けました!
小倉トーストのおすすめ店
コンパル
コンパルは創業1947年の老舗喫茶店で名古屋独自の喫茶店文化をつくり、牽引してきた店です。ここの小倉トーストはべっとりと濃厚なのが特徴です。モーニングサービスもあり、そのセットで付いてくるのは卵とハムとキャベツが具材のサンドイッチです。