南極観測船ふじは1965年から18年間に渡り南極で活躍した船です。今でも綺麗に残されており、名古屋港水族館の反対側に展示されています。この船は外観だけを見る展示ではなく中に入ることができ、船内は内装をそのまま活かした博物館になっています。各部屋や操舵室、甲板などもそのまま残されており、当時の様子を深く知ることができる施設です。中に入れると思わない方も多いので、名古屋の穴場観光地の1つでもあります。
概要
南極観測船ふじ
船内
南極での生活を再現
船内の各部屋には本物そっくりのマネキンが置いてあります。そのため、南極にいるときはどのような生活を送っていたのかを詳しく知れます。船員が書き残したメモや勤務表なども展示されています。また、操舵室にも入ることができ、実際に席に座ることができます。基本的には機器に触ることが禁止されていないため、レバーなどを握ったりしながら船員の気分を存分に味わってください。この船は港につけられているため、出航の雰囲気が出ています。
博物館
南極に関する様々な展示
この船の二階部分は改装されており、南極博物館になっています。南極観測の歴史やそこで得られた知識などをわかりやすく紹介しています。南極観測船が南極を旅する様子を四方に大きく映し出す「ドラマチックシアター」では、南極の旅を体感できます。大人はもちろんのこと、子供でも南極のことを深く知れるように作られている博物館なのでどなたでも楽しめます。水族館の帰りに少し寄っていくのがおすすめです。
甲板
ヘリコプターの展示
南極観測船ふじでは船内だけではなく、甲板にも出ることができます。そこには物資輸送に活躍したヘリコプターが展示されています。残念ながら中に入ることはできませんが、一部が開いているので中を見ることはできます。このヘリコプターの迫力もいいですが、眺めがいいところも魅力です。展望台ほど高くはなく動いていない船ですが、船の上から見る名古屋港は結構いいです。ライトや計器なども残っているので、気分が上がります。
情報
Information
住所 | 愛知県名古屋市港区港町1-9 |
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料金 | 【南極観測船ふじのみ】
【南極観測船ふじと名古屋港ポートビルの共通券】
【名古屋港水族館と南極観測船ふじと名古屋港ポートビルの共通券】
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営業時間 | 9:30-17:00 |
休館日 | 月曜日 |
アクセス | 地下鉄名古屋港駅から徒歩5分 |
リンク | 詳細を見る |