徳川園は1695年に尾張(名古屋の)徳川家の大曽根別邸に造られました。総面積4.5haにもなる敷地には、錦鯉の住む池や石橋、滝などがあり素晴らしい日本庭園が広がっています。名古屋の観光地の中でも特に「和」を感じるので、日本人観光客も多いですが、外国人観光客も多くみられます。また、園内は四季によってがらりと景色が変わるので、行く時期によって違った雰囲気を味わうことができます。
徳川園
徳川が築く和の景観
日本庭園
池泉回遊式の日本庭園
徳川園は、江戸時代に発達した池泉回遊式を取り入れた日本庭園です。池泉回遊式とは池を中心にして、その周りを飾っていく方式です。名古屋には日本庭園がみられる場所がいくつかありますが、その中でも徳川園は巨大な池を有しており、その周りには、季節によって変化する植物や滝・石橋、木造の歴史的建造物などがあるため特に魅力的です。まさに、そこは和を凝縮した日本庭園です。
錦鯉
生きた宝石・泳ぐ芸術品
徳川園の日本庭園にふさわしい、色とりどりの美しい錦鯉が泳いでいます。錦鯉の始まりは江戸時代とされており、日本で作られた唯一の観賞魚で「国魚」とされています。徳川園ではその錦鯉に餌をやることができます。餌をあげる前から陸付近を泳いでいるので間近でみることができますが、餌をあげると大量の錦鯉が自分の周りにやってきます。魚が嫌いでなければ子供はとても楽しめると思います。
徳川美術館
貴重な展示品
徳川美術館は徳川園併設の美術館です。国宝・源氏物語絵巻などの国宝9件を収蔵しており、その他にも重要文化財や徳川美術館でしか見ることのできない展示品が多数あり、収蔵数は一万数千件にものぼります。兜や日本刀などの尾張徳川家に伝わる貴重な展示品もあるので、武将好きの人にもおすすめできる美術館です。徳川園に併設されているので、ぜひ寄ってみてください。
情報
Information
住所 | 愛知県名古屋市東区徳川町1001 |
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【料金】 徳川園のみ |
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【料金】 徳川園・蓬左文庫・徳川美術館 |
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開園時間 | 9:30-17:30 |
休園日 | 月曜日・12/29-1/1 |
アクセス |
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