名古屋の味噌おでん
最後に味噌をかける
名古屋のおでんも具材や基本の作り方は一般的なものと変わらず、卵や大根やこんにゃくや練り物といった食材を出汁で煮込みます。ですが、名古屋では完成したおでんに味噌をかけて食べる文化があります。全員が味噌をつけて食べるわけではありませんが、スーパーにはおでん用の味噌が売られており、コンビニでも味噌がついてくる程多くの人が味噌をつけて食べます。
味噌おでんの種類
おでんの最後に味噌をつけると言いましたが、味噌おでんには他の種類もあります。
- 完成したおでんに味噌をつける
- 最初から味噌で煮込む
味噌おでんには大きく分けて上の２種類があります。家庭やコンビニでは最後に味噌をつけるタイプの味噌おでんで、居酒屋や飲食店では味噌で煮込んである味噌おでんを食べれます。家庭やコンビニは時間をかけずに気軽に作れることが重要なので最後に味噌をつけるタイプが多いのですが、美味しいのは時間をかけて味噌で煮込んだおでんだと思います。
どて煮
豚や牛の内臓を味噌で煮込む
おでんとは違いますが、名古屋にはどて煮という料理があります。これは豚や牛の内臓を豆味噌でじっくりと煮込んだ料理です。どて煮単品でメニューにしている居酒屋も多数ありますが、おでんの一種として提供している店も多く、味噌おでんと合わせて楽しみたい料理です。
味噌おでんの評判
普通の大根もいいけど、中まで味噌が染み込んだ大根は格別です。
薄めの出汁で煮込まれたおでんに慣れているからか、とても味が濃く感じました。
味噌おでんとどて煮はいつもセットで食べたい名古屋めし！
味噌おでんのおすすめ店
どて焼き 島正
どて焼き島正は1949年創業の老舗で、数々のメディアで取り上げられる味噌おでんの名店です。手間暇かけてとても美味しくできあがった味噌おでんを頂けるのですが高級店ではなく一般的なお値段です。店内は古風で基本的にはカウンター席なので、雰囲気もいいおでん屋です。
