名古屋市科学館ってどんなところ?
名古屋市科学館は名古屋駅と栄エリアの間に位置する、名古屋市が運営する巨大な科学館です。科学のおもしろさ・大切さ、科学と生活との関わりを伝えることを理念に、1962年に開館しました。プラネタリウムや装置や展示品などが充実しており、入館料も安いため名古屋市内でとても人気のある施設となっています。
名古屋市科学館に到着!
名古屋市科学館は地下鉄伏見駅から徒歩5分の距離にあります。名古屋駅・栄・大須などの名古屋の繁華街に囲まれた場所にあるアクセスのいい施設です。上の写真にある巨大な球体がプラネタリウム「Brother Earth」です。少し離れたところからでも十分目立つので、科学館の目印になっています。
プラネタリウムは今も変わらず大人気
この写真を撮ったのは朝の9:30です。科学館の開館時間も朝の9:30です。まだ空いているかなと思っていましたが、入り口の外まで行列が。プラネタリウムは上映時間と人数制限がありますので、お早めに行くことをおすすめします。
チケットを購入して、いざ中へ!
プラネタリウムは小学生の頃から今までに何回も行ったことがあるので、この行列に圧倒され展示室の方のチケットを購入しました。ですが、繁忙期以外を狙って後日行ってきたので、もちろんこの記事でプラネタリウムの話題も取り上げていますよ!
プラネタリウムのチケットがいらないという方は臨時のチケット販売所で、すぐに展示室のみのチケットを買って並ばずに入館することができます。
フロアマップをご覧の通り、広大な科学館ですので、見所を抜粋して魅力をお届けします。
極寒ラボ -Deep Freezing Lab-
名古屋市科学館の目玉の一つである、南極の疑似体験ができる「極寒ラボ」に行ってきました。人気のイベントですので、体験するには当日配布の整理券が必要です!9:30入館で真っ先に取りに行きましたが、10:00と10:30のは定員に達し、11:00の回をGETしました。
【場所】 科学館5F
【体験時間】 約20分
【定員】 各回20名
【イベント回数】 1日に12回
コートを着て極寒の世界へ
コートは無料で貸してくれます。より寒さを感じてもらうためなのか、思ったより薄めのコート。寒さに自信のない方は厚着で来館してください。また、靴下を履いていないサンダルの人用に長靴も用意されています。靴の人でも希望すれば貸してもらえます。
マイナス30℃の空間
この空間がマイナス30℃の世界です。オーロラの映像を見たりしながら極寒を体感しました。どこでも撮影OKですが、寒いので手が震えます。こんなところに数分間もいるので、泣き出してしまう子供もいました。
室内には南極の氷が展示してあり、素手で触ることも可能です。ツルツルで気持ちのいい氷ですが、この空間自体が寒いため、素手で触ると冷たすぎて痛いです!
極寒の世界からの脱出
体験を終えて、マイナス30℃から20℃の空間に戻ります。温度差が50℃もあり、20℃の部屋ですら暖かく感じるのでみんな笑顔になります。もちろんメガネは曇ってしまいました。
竜巻ラボ -Tornado Lab-
竜巻ラボでは3Fから4Fにかけて長い竜巻が作られます。この竜巻を使った実験は1日に4回実施され、こちらは整理券不要のイベントです。みなさん3Fに集まりますが、4Fから見下ろすのもおすすめです。人口とはいえ、竜巻が出来上がる瞬間を見れるのは貴重ですね!
希望して選ばれた子は竜巻の中に入る体験ができます。入ったことはないのでどんな感覚かはわかりませんが、とても貴重な体験だとお思います。
プラネタリウム -Brother Earth-
プラネタリウムはこの名古屋市科学館のメインエリア。このプラネタリウムは世界最大だけが魅力ではありません!
【プラネタリウムBrother Earthの魅力】
・最高の機械による本物に限りなく近い星空・宇宙
・回転可能・リクライニング式の一人一人独立した座席
・投影と解説は録音ではなく学芸員さんによる生ライブ
・自然に聞こえるように設計された音響システム
もちろん動画は録っていませんので、その目で確かめに行ってください!
放電ラボ -Electric Discharge Lab-
放電ラボはとても危険なエリア。イベント時間以外は立入禁止区域です。こちらは整理券が必要で、極寒ラボ同様に人気のイベントですので、体験したいという方はお早めに!
【場所】 科学館4F
【体験時間】 約20分
【定員】 各回60名
【イベント回数】 1日に7回
イベントの序盤は静電気を使った簡単な実験などを行います。そして、みんな楽しんだ後にはメインである放電実験が始まります。写真をご覧の通り爆音とともに、凄まじい電気エネルギーでした。放電準備中の高い音がとてもドキドキしますよ!
展示コーナー
イベントだけが魅力ではありません!展示されている科学に関する様々な器具も面白いものばかりです。その中から印象に残ったものをご紹介します。
ここは「水のひろば」と呼ばれています。写真左上の回転ぐるまを回して水を循環させたり、巨大な水鉄砲を発射できたりまします。この水のひろば周りは特に人が多いです。
こちらは作曲ができる巨大オルゴール。ローラーにつけられたたくさんの金属を出したりしまったりしてオリジナルの曲を作ります。ちゃんと音階があるので、真剣にやれば1曲作ることも可能?!
用意されている金属は10種類です。色々な金属の抵抗値を確かめてみよう!普段気にすることのない抵抗値も知っておくと意外と役に立つこともあります。
黄色いボタンを押すと、白い小さな穴からシュポシュポと匂いのついた空気が出てきます。数種類の匂いが用意されており、いくつかは当てることができましたが、すべてはわかりませんでした。ぜひ、挑戦してみてください。
科学館の中にはボランティアとして、地域の方が展示室の説明をしてくれます。様々な実験器具の使い方や、豆知識などを教えてくれます。わかりやすいジャケットを身につけていますし、何人かいらっしゃったので困ったら話しかけてみてください。
名古屋市科学館のまとめ
見ていただいた通り、名古屋市科学館は子供も大人も楽しめる施設ですので家族での名古屋観光の際におすすめです。今回訪れた日にもお子様連れの家族の来館者が多く見られ、家族で来ている外国人観光客の方もいました。楽しく科学を学ぶ目的でもいいですし、アミューズメントパークとして訪れてもいいと思います。また、プラネタリウムの方はカップルで行くのがおすすめです。限りなく宇宙や夜空に近い映像で幻想的な雰囲気を味わえますので、観光ルートの一つにしてみてください。
名古屋市科学館の情報
住所 | 愛知県名古屋市中区栄2-17-1 |
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料金 | [展示室とプラネタリウム]
[展示室のみ]
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開館時間 | 9:30-17:00 |
休館日 | 月曜日、第三金曜日、12/29-1/3 |
アクセス |
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リンク |