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観光レポート

四季によって様々な表情を見せる白鳥庭園を巡る

白鳥庭園ってどんなところ?

白鳥庭園は名古屋市熱田区にある日本庭園で熱田神宮から近い場所にあります。かつて貯木場だった場所を何かに活かそうということで造られた場所で歴史はないですが、名古屋市内最大級の規模を誇る日本庭園で観光客からの人気もある場所です。

白鳥庭園を巡る

地下鉄神宮西駅から歩くこと15分。白鳥庭園に到着しました。

入園早々、鹿威しの音はするがなかなか見つかりません。少し探してみると正門近くの垣根の裏に潜んでいました。皆さんも探してみてください。

今回は白鳥庭園のガイドさんにここの魅力を教えてもらいながら巡ることにしました。毎週土曜日に予約不要で無料でガイドしてくれます。英語でのガイドツアーも無料ですが予約制になっています。

正門から立派な日本庭園があるメインの場所に行くまでに2回直角に曲がっている道があります。左右と2回曲がらせることによって方向感覚を失わせ、異世界に来た感じをより体感させる狙いがあるようです。

一本道をずっと進んでいくとまず最初に現れるのが東海道を模した立派な松林。

松林を抜けると池の中に建てられた清羽亭が見えてきます。上から見ると白鳥のような形をしており、日本庭園との調和を考えた造りになっています。

11月の下旬から12月にかけては美しい紅葉が見れます。夜にはライトアップもされるので白鳥庭園の違った雰囲気を見れますよ。

名古屋で雪が降ることは稀ですが、運がいいとこんな雪景色を見ることもできます。本当になかなか見ることはできない貴重な景色です。

清羽亭の裏側に回ることもでき、小さな川が流れた庭になっています。ここにある茶室では定期的にお茶会が開かれており、この庭を眺めながらゆったりとした時間を楽しめます。

せっかくなので日本庭園での定番ともいえる錦鯉へのエサやりもしたいと思います。1カップ¥50で後ほど紹介する和カフェの横で売られています。

鯉たちもこれまでの経験上わかっているのか、エサを持って近寄ると集まってきます。

エサをあげ始めるとこの通りどんどんと鯉たちが寄ってきます。余程お腹が空いているのか、エサがとても嬉しいようなのでよかったらあげてやってください。

鯉たちがどのくらい寄ってくるかは下の動画をご覧ください。

エサが入っていたカップは元の場所に返却するそうです。

こちらが汐入亭と呼ばれる和カフェで、和菓子やお茶をいただけます。壁がガラス張りになっていますので、白鳥庭園の景色を眺めながらの食事ができます。

汐入亭の周りは潮の満ち引きが再現されており約1時間ごとに満潮と干潮を繰り返します。

正門から入って左手には長野県と岐阜県にまたがる御嶽山を模したエリアがあります。大きな岩や滝などもあり、清羽亭周辺の静かな空間とは逆に、水の流れと音を楽しめる空間になっています。

もちろんここ周辺も紅葉の季節には葉が色づきます。この山のような造りになっているエリアはとてもおすすめの場所なので欠かさず行ってください。意識して奥に入っていかないと見落としてしまう可能性もある場所です。

今度は白鳥庭園の中央にかけられた橋の向こう側をぐるっと周っていきます。この向こう側は散歩道のようになっています。

こちらは水琴窟と呼ばれる日庭園ならではの仕掛けです。

大中小の竹の中から1本を選んで地面の穴にあてます。そして竹に耳を近づけると金属音のような綺麗な音が聞こえてきます。もちろん機械は使用しておらず、水の反響を活かした仕掛けです。竹の長さや選ぶ穴によって音が変わりますので、聞き比べをしてみてください。

橋の向こう側も紅葉で美しい景色になっています。紅葉を推していますが、春には桜、夏には睡蓮や緑の木々、冬にはツバキなどを見られるので一年中美しい景色が見られます。

こちらは砂浜を模したエリアです。正門の方から木曽三川をモデルにした川が行き着く場所で、海の感じを出しています。

白鳥庭園のまとめ

白鳥庭園ではいくつもの美しい景色を楽しめることがわかっていただけたかと思います。四季によって様々な表情を見せてくれる白鳥庭園は一年中楽しめる場所ですので、ぜひ皆さんも足を運んでみてください。

白鳥庭園の情報

住所

愛知県名古屋市熱田区熱田西町2-5

料金
  • 大人 : ¥300
  • 名古屋市内の高齢者 : ¥100
  • 中学生以下 : 無料
開園時間

9:00-17:00

休園日

月曜日・12/29-1/3

アクセス
  • 地下鉄神宮西駅から徒歩15分
  • 市バス白鳥橋から徒歩3分
リンク

詳しくはこちら

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