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観光レポート

古川美術館と爲三郎記念館(数奇屋カフェ)は魅力たっぷりの隠れた観光地

数奇屋カフェ

古川美術館・爲三郎記念館・数奇屋カフェ

【古川美術館】
古川美術館は2,800点もの美術品を収蔵している美術館です。時期によって公開する美術品を変更して展示しています。

【爲三郎記念館】
古川美術館から徒歩1分の場所にあり、そこに展示してある美術品を集めていた愛知県生まれの実業家「古川爲三郎」が住んでいた邸宅です。こちらも美術品を展示してあり、日本庭園と合わせて楽しむことができます。

【数奇屋カフェ】
爲三郎記念館の中にあるおしゃれなカフェです。日本庭園を眺めながら抹茶や和菓子などをいただくことができます。

古川美術館

まずは古川美術館に行ってきました。館内は美術品の著作権があるため撮影禁止ですので、どんな感じだったかをお伝えします。

展示品は時期によって変わるそうですが、今回行ったときは「石川九楊」の作品展で、墨を使った豪快かつ繊細な作品が多数展示されていました。美術品の解説動画が流れているシアターもあり、芸術が本当に好きな方におすすめの美術館です。

爲三郎記念館

爲三郎記念館は古川美術館から徒歩1分の場所にある分館です。こちらも館内に美術品が多く展示されていましたが撮影禁止なので、日本庭園やカフェについての情報をお届けします。

爲三郎記念館は急な坂に建てられた、とても広い豪邸です。古川美術館を開館した古川爲三郎が住んでいた邸宅で、「みんなの憩いの場にしてほしい」という古川爲三郎の遺志で一般公開されています。

入り口は2か所ありますが、古川美術館から近いのはこちらです。

館内の入り口はとても立派に作られています。館内には盃や絵などの美しい美術品が多数展示してありました。大広間はなく和室がたくさんあり、家の中なのに迷ってしまうような広さと構造をしていました。

敷地内には日本庭園が広がっています。木の奥に見える建物は爲三郎記念館ですが、その中でお茶や和菓子をいただけます。館全体がカフェになっていて豪華でしたので、後ほどお伝えします。

館内抜きで、日本庭園だけをうりにしても来園者が集まるような規模です。家主である古川爲三郎は亡くなっていますが、今もスタッフが綺麗に整備しているので美しい日本庭園を眺めることができます。

数奇屋カフェ

数奇屋カフェは爲三郎記念館の中にあるのですが、一部屋がカフェになっているのではなく、館全体がカフェになっています。好きな部屋の好きな席に座ることができ、芸術的な内装の部屋や日本庭園を一望できる部屋などがありました。

今回は日本庭園をこんな感じで眺めることができる席にしました。

当館オリジナルの和菓子「夢寿夢寿」と抹茶がセットになったメニューを注文しました。抹茶の他にも甘酒やジュースがあります。

夢寿夢寿はきめの細かい粒あんを黒砂糖の羊羹で包んだ一口サイズの上品な和菓子です。甘めの和菓子なので、抹茶と合います。

抹茶の器にもこだわっており、こちらは「水野双鶴」という芸術家が作った作品です。和のいい眺めを見ながら、美味しい和菓子と抹茶をいただける最高のカフェでした。ここに勝る和風のカフェはそうそうないと思います。

抹茶と和菓子のセットで¥500

古川美術館・爲三郎記念館・数奇屋カフェのまとめ

3つともあまり知られていない施設ではありますが、とても魅力的な場所でした。特に数奇屋カフェは雰囲気も味も楽しむことができる最高のカフェで、皆さんにも行ってほしいおすすめのカフェです。

古川美術館・爲三郎記念館・数奇屋カフェの情報

住所

愛知県名古屋市千種区池下町2-50

料金[古川美術館・爲三郎記念館共通券]
  • 大人 : ¥1,000
  • 大学・高校生 : ¥500
  • 中学生以下 : 無料
[古川美術館] ¥800

[爲三郎記念館] ¥700

開館時間

10:00-17:00

休館日

月曜日、年末年始

アクセス
  • 地下鉄池下駅から徒歩3分
  • 地下鉄覚王山駅から徒歩5分
リンク

詳しくはこちら

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