東山動物園ってどんなところ?
東山動物園は年間240万人が訪れる人気の動物園で、動物の種類数は日本一です。ゾウやキリンなどの定番の動物から、コアラやユキヒョウなどの珍しい動物までたくさんの種類がいます。また、世界のメダカを集めたメダカ館や爬虫類や両生類のいる自然動物館もあります。
東山動物園に到着
東山動物園は名古屋駅から乗り換えなしで行くことができ、地下鉄東山線東山公園駅からすぐの場所にあるのでアクセスは抜群にいいです。それではこれからエリアごとに東山動物園の見どころを紹介していきます。
東山動物園 本園
※ここで紹介する動物が全てではありません。
ゾージアム
東山動物園の最初の見どころは「ゾージアム」です。ただ単にゾウを飼育するだけでなく、ゾウに関する知識を学べるちょっとした博物館が併設されています。このように、動物の見せ方にも工夫をしているのが東山動物園の特徴です。
こちらはゾージアムにいるアジアゾウです。ゾージアムは2階建てなので、上から眺めることもできます。
ライオン
檻の中に入る感じでライオンを見れます。繁忙期は混んでしまうのが難点ですが、ライオンを間近で見ることができる素晴らしい形です。
このライオンは静岡県の富士サファリパークからやってきたメスのルナです。暑さでぐったりとしていますが、普段は活発で元気なライオンです。
コアラ舎&KOALA FOREST
ここは日本では珍しいコアラが飼育されている「コアラ舎」です。この施設は名古屋の企業である「ブラザー工業」が支援しています。このように、東山動物園は企業や来園者の協力を得ながらどんどんリニューアルしていっています。
コアラ舎では薄暗い通路からガラス越しにコアラたちを見れます。東山動物園に来てここに来ない人はいない人気のエリアです。
キリン
キリンを見にいったらちょうど食事の時間でした。2匹で仲良く食べています。キリンは大きな檻に囲まれることなく飼育されているので見やすいです。
ユキヒョウ
本園でひときわ美しさを放っているのがユキヒョウです。普通の黄色のヒョウもいいですが、白いヒョウもかっこいいですね。
ホッキョクグマ
ホッキョクグマは生息地である北極圏を再現した場所で飼育されています。ここのホッキョクグマは高齢になってきているため、室内にいることが多いようです。
室内にいても裏側からガラス越しに見ることができます。間近で見ると大きすぎて少し怖い。
ペンギン
ホッキョクグマの近くは海に住む動物が飼育されています。まずはペンギンです。ちょうど毛づくろいをしている最中で、後ろのミストで気持ち良さそうです。
アシカ・アザラシ
お次は、アシカとアザラシです。岩の上でぐったりとしているものもいれば、水の中を元気に泳ぐものもいます。色々な姿を見られるからか、意外と人気の動物です。
こども動物園
こども動物園はヤギやモルモットと触れ合えるエリアです。子連れの家族が多いですが、大人だけ来られる方も多くいます。
ヤギのエサは10:00と13:00に1個¥100で買えます。各回50個しか販売されないので、時間に合わせて早めに行ってください。
既に周りの子供達がいっぱいあげていたのに、まだまだ食べます。エサの個数制限は気にする必要がありますが、お腹いっぱいで食べないのではないかということは気にしなくて良さそうです。
ヤギのエサやり以外にも、モルモットと触れ合えるイベントもあります。このイベントは100組限定で、10:00-11:30と13:00-15:00に開催されています。とても可愛いので必ず行きましょう。
動物に触れた後はヒツジとライオンの口から出る水と石鹸で綺麗に洗います。昔からある蛇口なので、かなり年季が入っています。
東山動物園 北園
ゴリラ・チンパンジー舎
こちらは2018年にリニューアルされたゴリラ・チンパンジー舎です。ゾージアム同様にゴリラやチンパンジーのちょっとした博物館になっています。アスレチックも以前と比べて豪華になったので、調子がいい日には活発な姿を見られます。
世界のメダカ館と自然動物館へ
この長いエスカレータを登った先には、世界のメダカ館と自然動物館があります。東山動物園や名古屋駅の方まで一望できるスカイタワーも合わせてお楽しみください。
世界のメダカ館
世界のメダカ館はその名の通り、世界中のメダカたちを集めて飼育している施設です。ここに行くのを目的に来る人もいるくらい人気があります。
入ってすぐの場所には、メダカのことを子供が楽しく学べるコーナーがあります。
メダカは日本の田んぼをイメージした水槽で飼育されています。泥や草なども再現されているため、メダカたちの普段の生活を身近に感じることができました。
水槽のエリアにはたくさんの種類のメダカが飼育されています。メダカの他にも様々な淡水魚や天然記念物の魚に出会えます。
死んでしまったメダカや魚の一部は透明標本になって展示されています。骨や内臓が綺麗に透けて見える美しい標本です。
自然動物館
自然動物館で見られる生き物は主に、両生類・爬虫類・夜行性動物です。カエルやヘビが苦手な方は絶対に行かない方がいい程の種類数を飼育しています。
熱帯エリアには大きなワニが数匹います。この池に賽銭感覚でお金を投げ入れる人がいるらしく、ワニの胃から330枚(2.6kg)の硬貨が見つかりました。絶対にお金を投げ入れないようにしてください。
ヘビ・ワニ・カエル・トカゲ・カメなど、数え切れないほどの生物が飼育されているので、爬虫類や両生類が好きな方はとても興奮する施設だと思います。
アメリカバイソン
アメリカバイソンの辺りはアメリカゾーンとなっています。バイソンの他にも、ハクトウワシやアメリカビーバーなどのアメリカ大陸で生息する動物を中心に飼育しています。
プレーリードッグ
食事をする姿が可愛いと人気のプレーリードッグ。目立つところで飼育されているわけではないですが、その姿を見に来る人は多いです。
フクロテナガザル
東山動物園で特に有名なのはフクロテナガザルです。見た目からはなぜ人気があるのかはわかりませんが、鳴き声を聞くと納得します。「あーーーーー」と人間のようにとても大きな声で叫ぶので、それを聞くために檻の周りで待っている人がたくさんいます。運がいいと聞くことができますし、いつまで経っても鳴かないときもあります。
その他
ZOOASIS ゾアシス
ゾアシスは食事ができる施設です。うどん・ピザ・ラーメン・ハンバーガー・スイーツなど、たくさんの料理があります。¥1,000以下で食べれるものばかりなので、お昼時には多くの人が利用します。
ペダルボート
コアラ舎の目の前にある池ではペダルボートや手漕ぎボートを楽しむことができます。最近リニューアルされ、冷暖房完備の室内待機室もできたので、小さな子供が一緒でも問題ありません。
スカイビュートレイン
スカイビュートレインは動物園と植物園とを繋ぐモノレールです。上から見る景色も楽しいですので、時間があったら乗ってみてください。
東山動物園のまとめ
ほとんどの見どころをざっくりとお伝えしましたが、もちろんこれが全てではありません。また、エレベーターやエスカレーターの設備も整っていますので、誰でも楽しめる動物園です。
東山動物園の情報
住所 | 愛知県名古屋市千種区東山元町3-70 |
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料金 | [東山動植物園のみ]
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開園時間 | 9:00-16:50 |
休園日 | 月曜日・12/29-1/1 |
アクセス |
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